名所・グルメに出会う旅>大分県大分市

公開日: : 最終更新日:2017/09/14 九州地方

名所編

大分県には温泉地が多く、中でも別府は湯出量はなんと世界第2位を誇ります。
真っ赤な血の池地獄、コバルトブルーの海地獄などで有名な観光名所「別府地獄めぐり」も観光スポットして有名です。
今回は別府の温泉の地獄めぐりと地獄グルメをご紹介します。

名前は地獄だが、温泉湧出量は豊富な温泉天国

大分駅から別府温泉へは、車で20分国道10号線を海岸線沿いに北上していきます。

別称「別府八湯」と呼ばれる別府温泉は、街中に数多くの温泉施設があり、至る所から湯煙が立ちのぼる様子を見ることが出来ます。
「別府八湯」には、別府・鉄輪(かんなわ)・観海寺(かんかいじ)・明礬(みょうばん)・亀川・柴石・堀田・浜脇の八つのエリアが、それぞれ特徴を持っています。

たとえば、鎌倉時代に名をはせた「鉄輪の蒸し湯」、明治時代から人気の「亀川の砂湯海岸」、その他にも共同温泉の多い浜脇温泉やレジャー施設の並ぶ観海寺温泉が人気です。泉質は、硫黄泉、酸性泉、緑ばん泉などその種類も多岐に飛んでおり、硫黄を含む白濁した温泉が特に多いです。
別府八湯で、入浴可能な温泉はなんと約400施設もありますので、毎日何種類ものお風呂に入っても飽きが来ないでしょう。
たっぷりと温泉を堪能すれば、地獄ならぬ温泉天国な別府温泉ではないでしょうか。

別府温泉「地獄」と言う名の由来

別府温泉地獄巡りという呼び名は、いまからおよそ千年前、鉄輪(かんなわ)・亀川の一帯に噴気や熱泥、熱湯などが噴出していたことから、誰も近づくこの出来ない場所という意味で「地獄」と呼ばれるようになったそうです。
「別府地獄めぐり」は、その景観から海地獄、龍巻地獄、血の池地獄、白池地獄、鬼石坊主地獄、山地獄、かまど地獄、鬼山地獄と呼ばれ、毎年800万人を超える観光客が訪れる、日本を代表する温泉地なのです。

別府温泉2大グルメ

別府温泉グルメのひとつは、温泉噴気の釜で調理する「地獄蒸し」です。
魚介類から野菜、玉子、肉類を約100度の噴気で一気に蒸し上げて調理をします。

高温で一気に蒸仕上げることによって、素材の美味しさと栄養が素材に閉じ込められ、豊かな味わいとヘルシーな料理となります。
もうひとつのおすすめは、プリンです。

その名も「地獄蒸しプリン」というスイーツですが、蒸し上げた固めのプリンの味は、
舌触りがつるりとなめらかで濃厚な玉子の味が格別です。
新鮮な卵と牛乳、そして生クリームをたっぷりと使用し、高温の噴気で蒸したカスタードのまろやかさが、とても美味しい逸品となっています。

グルメ編

大分県は、山の幸である椎茸やカボス、そして豊後水道の海流に鍛えられた「関アジ」「関サバ」のような海の幸の一大ブランドが有名です。
また、大分県民一人あたりの鶏肉消費量が全国一という鶏肉好きな地域でもあります。今回は、大分市の名物料理をご紹介していきます。

大分県の郷土料理「手延べ団子汁」

ごぼう、にんじん、里芋、椎茸などの具材と小麦粉を練り上げて作った団子を平たくのばしたものとを味噌又は醤油仕立てで煮込んだ汁物「手延べ団子汁」。
名前は「団子」ですが、「麺」に近い形状をしています。
地域によっては麺状ではなく丸い団子状のものや、手でちぎりながら汁の中に入れていく場合もあるそうです。
ちぎり入れる方が汁に絡みやすくなるそうです。
郷土料理として、ほぼ大分県全域で食されている郷土料理、シンプルながら寒い季節には体が温まる逸品です。

唐揚げとはひと味違う、衣で旨みを包み込んだ「とり天」

鶏の唐揚げではなく「鶏肉のてんぷら」だから「とり天」と呼ばれています。
大分県で広く知られている料理ですが、大分市や別府市などの県中部や竹田方面でよく食べられている郷土料理です。
ひと口大にカットした鶏肉にニンニク醤油で下味をつけ、衣をつけて揚げれば完成。
唐揚げと違うのは、衣に卵を多めに使うことで衣のふんわり感を出すのが特徴です。
そして、とり天には6つの決まりがあるそうです。

①鶏肉をタレに漬け込んでいること
②衣がついていること
③骨がないこと
④一口サイズであること
⑤生野菜を添えること
⑥つけダレで食べること

つけだれは、てんぷらのつゆで食べても良し、大分特産の爽やかな香りのカボスのポン酢と辛子で食べると言う地元ならではの食べ方もあります。

大分漁師の生活の知恵が生んだ漁師飯の定番「ブリのあつめし」

ブリを釣り上げて船上で刺身にして食べた後、残ったブリをしょうゆに漬けこんで、保存食として食べたことから生まれた漁師のまかない料理です。
あつあつのご飯にのせ、ねぎ、のり、ゴマなどをのせて、だし汁やお茶をかけて食べる「ブリのあつめし(温飯)」は、ブリが刺身とはひと味違うトロリとした食感を醸しだします。
ほどよく染み込んだ醤油の味わいのブリの甘い脂の旨味が、口中に広がります。
香ばしいゴマの香りと薬味のネギだけでも充分ですが、その上にワサビのせて食べると、またひと味違う逸品料理に「あつめし」は変化をします。

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