魅惑の中東イスラエルの国情報や有名な観光地、旅のTIPSをご紹介

公開日: : 最終更新日:2019/10/21 中東

魅惑の中東イスラエル旅行

イスラエルに旅行なんて治安は大丈夫?と言われることが多々あります。

エジプト、レバノン、ヨルダンに囲まれているイスラエルですが、地理的に心配になってしまう方が多いと思います。

ですが実際イスラエルに行ってみると近隣国の中東のイメージとは違い非常に近代的で発展していることに驚かれるでしょう。

また、さまざまな宗教のメッカでもあるので、聖地な部分と近代的な部分の2面をみることができるのでたいへんに魅力的な国だといえます。

世界的に有名な死海をはじめたくさんの観光地やビーチリゾートがあるので観光客で賑わっています。

日本から直行便がないので、あまりメジャーな旅行先となっていませんが、旅にスパイスを求めている方にお勧めの場所です。

今回はイスラエルの国情報や有名な観光地、旅のTIPSをご紹介したいと思います。

国情報

国土は2.2万平方キロメートルで四国の大きさです。

首都はエルサレムで人種はユダヤ人(約75%)、アラブ人その他(約25%)です。

宗教はユダヤ教(75.0%)、イスラム教(17.5%)、キリスト教(2%)、ドルーズ(1.6%)※外務省ページより引用※

イスラエルの公用語はヘブライ語、アラビア語ですが、多くの人はレベルが高い英語を話すことができるので不便はありません。

またイスラエルには兵役があり男性は3年女性は2年と義務付けられています。

つまり通常の流れだと高校を卒業し18歳~兵役に入り20、21歳に終わりその後旅行に出かけたり自由な時間を過ごし、それから大学へ入るので社会人になるのはおよそ26、27歳なるそうです。

町には軍服を着て大きな銃をもった若い男女をちらほら見かけることができます。

VISA&通貨&物価

VISA:90日以内の滞在であればビザ申請の必要ないです。

通貨:新シェケルですが、米ドルを使用できるお店が増えてきていますので現金ならば米ドルを持っていくようにしましょう。
また日本円から新シェケルの両替できる場所は少ないので、米ドルから新シェケルに両替したほうが良いでしょう。

物価:日本とほぼ変わらない物価です。近隣国のエジプトやヨルダンに比べると高いですね。もちろんリゾート地のテレアビブは更に高く感じると思います。

治安

観光地は特に危険を感じる部分はありません。

女性の1人旅でも問題はないのですが、どこの国に旅行しても気を付けなければならない基本的なことを守っていれば大丈夫です。

基本的なこととは、夜の一人歩きや人通りのないところを歩くことです。

英語に自信ない方でも今は翻訳アプリも優れているので旅行前にインストールしておくと良いでしょう。

※ガザ地区、レバノン国境付近は常に不安定な状態が続いていますのでそのエリアは避けたほうが賢明です。

●外務省の海外渡航情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_044.html#ad-image-0

WIFI

一部のカフェやホテルにはWIFIがあるのですがヨーロッパのように街中でフリーWIFIは拾えません。

イスラエルのSIMカードは安い&便利なので、個人的にはSIMカード購入をおすすめします。

SIMカードは空港で購入可能で、通信会社がすべてセッティングしてくれますのですぐにネットワークを使うことができます。

入国&出国

入国:入国審査の質問が他の国に比べたら多かった気がしますが、一般的な質問なので事前にはっきりと答えられるようにしておきましょう。

滞在する目的、期間、友人の有無、滞在先の住所、電話番号、は英語で答えられるようにしておくとスムーズに審査は終わります。

対立国に行ったことのある人は厳しいチェックを受けるかもしれませんのでご注意を。

またパスポートにはスタンプが押されずに入国カードを貰うので無くさずにパスポートと一緒に保管しておきましょう。

入国カードにする理由はイスラエルのスタンプがあると行けなくなってしまう国があるので、その対処法だといわれています。

出国:残念ながらイスラエルを出国する際に出国税を支払わなければなりません。

金額はおよそ53ドル~55ドルでクレジットカード払いが可能です。

食べ物

基本的にイスラエル料理は日本人の口に会うと思います。

代表料理のファラフェルはひよこ豆やソラマメをすりつぶし、コリアンダーや香辛料を混ぜ油で揚げたものです。

ピタパンの中にサラダとファラフェルが入った状態で売られているのをよくみかけました。またひよこ豆で作られたディップのフムスもお勧めです。

日本にも出店しているイスラエル発チョコレート専門店マックスブレナー(Max Brenner)にもぜひ足を運んでください。

ユダヤ教・イスラム教の人は宗教上豚肉を食べません。よってイスラエルに豚肉の需要が少ないため市場にも出回っていません。

豚肉はどこかに売っているらしのですが探すのは困難なので、滞在の間はベーコンやハム、豚肉とさよならしましょう。

イスラエルでも日本食が人気のため日本食レストランがいくつもあります。ちなみにイスラエル人に人気なのは日本のラーメンだそうです。

見逃せない観光地

エルサレムの旧市街 the Old City of Jerusalem

旧市街は城壁に囲まれていて、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の各宗教の聖地です。
小さい区画内で宗教ごと分かれているエリアはとても珍しい場所で、各宗教の聖地なので世界中から祈りを捧げるために人が集まります。
またショッピングスポットや観光地がいくつもあるので、一日中楽しむことができます。

死海 Dead Sea

通常の海水濃度の10倍のため生き物が生きられない場所として死海と呼ばれています。
ここでは普段体験できない強い浮遊力で浮かぶ不思議な体験することができます。
私は皮膚の弱い方だったので3分入るだけでピリピリとした痛みを感じました。

テレアビブ Tel Aviv

イスラエル経済の中心都市でもあり、有名なビーチリゾート地でもあります。
雰囲気がとても良いのでここで長く滞在してしまう人が多発する地域です。
オシャレなレストランやカフェなども多くあるのでエルサレムとは違った雰囲気が味わえます。

ナザレ Nazareth

ナザレにある受胎告知教会は、あの聖母マリアがイエスキリストの受胎告知を受けた場所です。
イエスが育った町と言われているナザレの雰囲気は静かで心休まる場所です。
また聖ヨセフ教会もセットで行くことをおすすめします。

まとめ

定番の国じゃつまらない、変わった場所に行きたい!と思っている方に最適な旅行先です。

イスラエル旅行は新たな刺激をもらうことができる場所なのでとても魅力的ですよね。

中東旅行だと治安を心配している方もいらっしゃると思いますがヨーロッパ旅行と変わらない感覚で行けます。

ですが、イスラエルに限らず海外に行くときには貴重品の管理をしっかりし、暗くなってからの移動に十分気をつけてください。

近隣の国とは違い、様々な宗教が共存しあっている国なので、多様化をみることができ面白いと思います。

次回の旅行先の候補にイスラエルを検討してはいかがでしょうか。


この記事を書いた人
旅する納豆菌
旅する納豆菌さん
留学中に旅の面白さに取り憑かれ婚期を逃しながらも旅を続けるバックパッカー。
訪問国数100か国突入。1人でも多くの人が旅をしたいと思えるように旅情報を発信中。

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