行く先々で感動を与えてくれる国イランの魅力を解剖!

公開日: : 最終更新日:2019/10/03 中東

イランの魅力を解剖!

制限が多くて旅行が大変そう!なんか怖い!というイメージのあるイランですが実際はどうでしょうか?

たしかにイスラム教独特の制限はあるものの、イランはそれを上回る楽しさがあると私は感じました。

イランには有名な観光地があり、行く先々で感動を与えてくれるすばらしい国です。

そしてなにより旅を通して、イラン人の無償のやさしさに触れることができました。

私達が逆の(旅行者を受け入れる)立場でも躊躇してしまうことや、絶対にできないことをやってくれるのがイラン人です。

そこで今回イラン旅行に関し気になる点や、どれだけイラン人が慈悲深いのかをお伝えしたいと思います。

イランを旅する女性必見!ヒジャブに関して

ヒジャブとは簡単に説明するとイスラム教徒の女性が髪の毛を隠すために被っているスカーフである。

イランでは女性がヒジャブをすることが法律となっているため、わたし達のような旅行者でもヒジャブ着用が義務づけらており、ヒジャブを外して歩いていると宗教警察に捕まってしまいます。

昔は髪を絶対見せてはいけないようだったが、最近では前髪を出したり、ポニーテールしている部分だけ隠すだけの女性が多く目立ちました。
(イスラム教の女性は自分or親がどれだけ信仰しているかで自分の身体をどこまで覆うかを決めているそうです)

旅行していた時は真夏だったので風通しが良いようにスカーフを頭全体に覆うように軽く巻いているだけのスタイルをしていました。

そのため風や少し大きく体を動かしただけでも外れてしまう状態でした。(本当はピンでもすればよかったのですが…)

ですがスカーフが不意に外れてしまった場合でもすぐに直せば問題ありません。

ただヒジャブが外れていることに気づかないで町を歩いてしまったいた場合には町の誰か(男性)に注意をされます。

宗教警察に捕まらないように優しさで注意をしてくれたのか、やはり髪を出していることが不快だったのか、真相はわかりませんが「郷に入っては郷に従え」を守ることが大切だと思いました。

ヒッチハイクについて

イランでは簡単にヒッチハイクできるよ!と聞いたことがあったのでチャレンジしてみました。

行った場所はシーラーズというすてきな町で、観光地が1つ1つ微妙な距離で離れていたのでヒッチハイクを決行しました。

ヒッチハイクと言ってもイラン人は乗せていってと頼まなくても基本的に場所を聞くと乗せてくれるので普通のヒッチハイクとは違います。

もちろん乗せてほしいオーラは全開に出しますが…。

1人目道端で一休みしていたバイクのお兄さんに道を尋ねるとすぐに「後ろに乗れよ!」と1分もかからずに出発してくれました。

2人目町中の椅子に座っていたバイクのおじさんに1人目と同じ要領で道を尋ねましたが、まったく英語が通じませんでした。ですがおじさんは私が地図を見せていたので私がどこに行きたいかを察知し乗せて行ってくれました。

3人目車の車の中にいたおじさんに目的地の場所を聞くとすんなりと乗れよと言われ送ってくれました。車内ではたばこを勧めてきたりお菓子をくれたりと至れり尽くせり状態でした。

女1人旅だったので、長距離移動のヒッチハイクは控えましたが基本的に街中の移動などヒッチハイクでも問題ないと思います。

しかし…イラン人の人の良さに度肝ぬかされた一日でした。

イラン人のホスピタリティについて

イランを旅している人なら少なくとも一度は遭遇する「うちに泊まりなよ」というイラン人からの誘いです。

数多くの人から体験談を聞いていたので、私もぜひイラン人宅に泊まりたいと思っていました。

そのチャンスはシーラーズという町に着いた時にやってきました。

その日はお祭りだったためホステルが満員で泊れず、時はすでに夜中の12時を回っていたのでこれはいかんと思いイラン人に声をかけてみました。

「あなたの家に泊めてください」ではなく、「この辺りでホテルを知りませんか?」そして次の瞬間あのお言葉を頂きました。

「うちに泊まりなよ」

まだ出会って1分足らずで見ず知らずの旅行者を泊めるなんて・・・すごいと思いませんか?

どうやら5人家族のようで、さっそく家について行くと、夜中にもかからずお茶やお菓子でもてなされ、とても楽しい夜を過ごしました。

また寝床は1部屋をまるごと貸してくれて布団なども用意してくれました。

翌朝も豪華な朝ご飯でもてなされ正直涙が出そうでした。とてもお世話になったので帰り際に気持ち程度のお金を渡しても受け取ってくれませんでした。

見返りのない優しさはどこから出てくるのでしょうか。それも全てイスラムの教えだそうです。

満員電車について

イランの首都テヘランの地下鉄は日本と同じように女性専用車両が設けられていますが、普通車両にも女性は乗る事ができます。

普通車両の比率は2:8程の割合で圧倒的に女性の方が少なかった印象がありました。

そして私は東京を彷彿させられる寿司詰め状態のラッシュアワーにあえて普通車両へ乗ってみました。

電車が発車して間もなく事件?が発生しました。すぐに私の横にいた50代の男性がなぜか壁ドンを私にしてきました。

ち…痴漢?と一瞬疑っていましたが実はこの紳士、私が降りる駅までずっと私に身体が当たらないように壁ドンをしながら、他の乗客が私に触れないように守ってくれていました。

一瞬でも痴漢扱いにしてしまってごめんなさい・・・と心の中で謝りました。

こうして満員電車の中ではこの紳士のおじさまに守られながら無事に目的地まで行く事ができました。

また満員ではない時に普通車両に乗っても男性が私に席を譲ってくれることが何度かありました。

おじいさんに席を譲られたと時はどうしようかと思いましたが、優しさを受け取ろうと思い座ってしまいました。

全員が紳士的とはいいきれませんが、少なからず私は一切嫌な目には合いませんでした。

注意事項

優しいイラン人ばかりとはいえ、下心ありで話しかけてくる人もいます。

女性で1人旅の場合、何か怪しいなと思ったら1人で旅行しているとは言わず嘘でも「旦那と待ち合わせしている」「友達が来る」と伝えればたいてい大丈夫です。

またイスラム教の男性は、男性と一緒にいる女性にはまず話しかけてきません(イスラム教のルール)。

もし心配でしたら男性と旅行するとその問題はクリアになると思います。

まとめ

今回のイラン旅行で私は紹介しきれない程イラン人の優しさを感じた旅行をすることができました。

印象的なのは「Welcom to Iran」と街ゆく人に言われたり、町を歩いているだけで話しかけてくるフレンドリーな人が多いです。

もちろん「ニーハオ」ともよく言われますが、悪気のないあいさつの方の「ニーハオ」だったのであまり気になりませんでした。

田舎の方では英語が話せない方が多いのでペルシア語を少しでも学んでいくと現地の人とさらに交流が深まると思います。

日本を旅行したことの有る人に日本の印象を聞いてみると、日本人とふれあうことが少なく壁を感じるそうです。

イラン人のフレンドリーさや無償の優しさを見習い日本で困っている観光客を助けたり、もっと気軽に話しかけてみたいと感じさせられる旅になりました。

イランへ旅行した人はみんなイランを好きになって帰ってくるので変なイメージを取っ払いイラン旅行へいきましょう!


この記事を書いた人
旅する納豆菌
旅する納豆菌さん
留学中に旅の面白さに取り憑かれ婚期を逃しながらも旅を続けるバックパッカー。
訪問国数100か国突入。1人でも多くの人が旅をしたいと思えるように旅情報を発信中。

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