イタリア旅行で駐禁をとられ、足の指を骨折した話

公開日: : 最終更新日:2016/12/14 ヨーロッパ


先週末、日本に留学していたイタリア人の友人(24歳)を訪ねてイタリアのベローナへ3泊4日で一人で行ってきました。

その友達と会うのは半年ぶりで、私はドイツのベルリンに住んでいるので、イギリスの格安航空のRyanairを使って片道40ユーロぐらいで行くことができました。

秋のイタリアは、紅葉が始まっていて、ベローナは小さい町だけど川があって、ロミオとジュリエットの舞台などの歴史もあって、今でも中世のロマンが漂うとても美しいところです。

イタリア人の友達がAirbnbを使い、町の中心地から5分ほどで歩けるところにアパートを予約してくれました。

静かな住宅街みたいなところで、鍵を受け取るのに30分ぐらい待ちました。

さすがイタリア人。

謝罪の一つもなく
「チャオ、ベラ!(こんにちは、美しいお嬢さん!)」
と言いながら不動産屋っぽいスーツを着たちょっと太っちょなイタリア人のおじさんが出現しました。

その後、イタリア語でべらべらと部屋について一通り説明し最後に
「鍵は彼女に渡すのがイタリアの伝統だぞ(ウインク)」
と言って私に鍵を渡し去っていきました、彼女ではなくただの友人なのですが私。

その後、1日目はアパートの近くに車を置いて、近くのレストランやバーでイタリア料理とワインを楽しみました。

北イタリアではスプリッツ(Spritz)と言うドイツ語のspritzenが語源のアペロール、プロセッコ、ソーダが混ざったカクテルがおいしくて安くて人気!一杯2~3ユーロなので滞在中はとにかくこればっかり飲んでました。

そして、ここではバーで飲み物を一杯でも頼むと、無料でお通しのようなポテトチップ、ナッツ、ハム、グリッシー二(細長い棒状の固いパン)などなどが出てくるのです。

気前いいなイタリア人。

あとはイタリア人の友人曰く、かつてこの北イタリアの地方で作られたワインはたいして美味しくなかったが、うっかりと数年間忘れられていた樽の赤ワインを飲んでみたところ大変おいしく有名になったとか。

2日目はベネチアまで100キロドライブして行く予定でした。

が、張り切って早起きして車に向かうと、昨日路上に停めたはずの場所に車がない。

基本的にイタリアでは道路によって駐車のルールがあるようで、私たちが停めたところはなんと障害者専用の駐車エリアだったのです。

前日の夜は暗くて、線が黄色なのを完全に見落としていたため、朝レッカー車に持っていかれてしまった様子。

朝から警察に電話して、歩いて30分のところまで取りに行って、違反金とレッカー代の120ユーロを払ってやっと昼の12時ごろに出発しました。

ベネチアの近くの今度はちゃんとした駐車場に駐車し、近くにおいしそうなローカルレストランを見つけたため、ランチと言いながら魚料理をつまみに何杯かスプリッツを飲み、ほろよい気分でベネチアに向かったところ、あまりの私たちの計画性のなさに時間がかかりまくってしまい、到着したのは午後4時近くでした。

私はベネチアが大好きで、今回が人生で3度目だったのですが、相変わらずこの水の都はどこを見てもうっとり。

サン・マルコ広場の近くの運河の夕日はいくらでも見ていられる美しさで、友人と一言も言葉を交わすことなく1時間ぐらいそこに居ました。

3日目はIL VITTORIALE DEGLI ITALIANIというガブリエーレ アヌンツィオという有名なイタリア人作家の邸宅です。

友人が本当におすすめだから是非連れて行きたいと言うので、何も期待せず行ってみました。

小さめ博物館・邸宅内ガイド付き(伊・独・英のいずれが)見学を含めて入場料?16ほどでしたが、本当に良かった。

何が良かったかって、邸宅の中にある部屋ごとに中東、アジア、西洋からの世界中のがらくた(置物)で埋め尽くされていて、大人のおもちゃ箱をひっくり返したような、でもなぜかおばあちゃんちみたいでまとまりのある、なんとも不思議な空間でした。

夜は友人が私のリクエストでイタリア人特性カルボナーラを作ってくれました。

そして4日目の朝、私はバスルームで足をぶつけ、右足の薬指を骨折しました。

ぶつけたときはかなり痛かったけどまさか折れているなんて思いもせず、ただ友人の非常に適切な処置で、氷を用意し、テープがなかったので足の中指と薬指を絆創膏で固定し、しっかりと朝食まで用意してくれたのでそれを食べてから、イタリアの病院に連れて行ってもらいました。

到着するやいなや、私が調子が悪そうにしていたので、受付のおばさんに「妊娠ですか?」と聞かれ「違います、たぶん骨折です。

」と答え、整形外科の場所を案内してもらいました。

イタリアの公立病院は、外国人でも無料で治療してくれるのは有り難いのですが、待ち時間なんと3時間でした。

診てくれたイタリア人の先生は日本好きでもう日本に5回も行ったことがあるくせに「元気ですか」しか日本語知らなくて、診察中ずっと熱心に日本について話していました。

私は足が痛くてもう少し何が起きているのか詳しく教えてほしかったけど、レントゲンを撮って「これ折れてるね~」と笑いながら教えてくれ、診察が終わっても、日本人はお酒を飲むとなぜ顔が赤くなるんだとかいろいろ聞いてきて、イタリアの病院って感じでした。

しかしちょっと心配だったのでドイツに帰ってきてからも念のため整形外科に行ってきました。

全治5週間でした。

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