アムステルダムから日帰り旅行!デルフト観光のススメ
公開日:
:
最終更新日:2016/08/25
ヨーロッパ
前回は、ミッフィーが生まれた街、ユトレヒトを紹介いたしました。今回はオランダの古都、デルフトをご紹介します。アムステルダムから電車で1時間弱の場所にあり、デン・ハーグからも電車で約20分ほどのところにあります。デン・ハーグからならトラムで訪れることもできます。
デルフト基本情報
デルフトは、デン・ハーグの南隣にあります。歴史は12世紀までさかのぼり、当時のオラニエ公ウィレム1世がこの土地に住んだことから始まります。15世紀には火薬庫の大規模な爆発があり、街の4分の1が破壊されました。16世紀から現在まで、中国の陶磁器や伊万里焼の影響を受けたデルフト焼が生産されています。世界中にファンがいる、画家ヨハネス・フェルメールもこの土地で生まれ育っています。こぢんまりとはしていますが、風情あるかわいらしい街です。水路が張り巡らされた景色を見ながら、自転車での観光も楽しめます。
おすすめ観光スポット①:マルクト広場
デルフト観光の拠点におすすめの場所です。広場に面して、おしゃれなカフェやショップが並びます。フェルメールが洗礼を受け、オラニエ公1世が葬られた新教会もこの広場に面しています。17世紀に建てられたデルフトのランドマーク的存在、市庁舎もこちらにあります。歴史的な建物に囲まれた、デルフトの歴史を感じることができる広場です。おみやげを探せるショップもこの広場周辺に集まっています。
アクセス:デルフト中央駅から徒歩10分
おすすめ観光スポット②:フェルメール・センター
マルクト広場から道路を挟んですぐのところにあります。デルフトで生まれ育ち、世界的な人気を誇る画家、ヨハネス・フェルメールのミュージアムです。オランダを代表するような画家とあり、日々世界中からファンが訪れています。館内では、フェルメールのたどった歴史、作品の秘密や画法が解説されています。フェルメール作品すべてを原寸大で複製・再現したフロアもあります。館内は英語またはオランダによる解説ですが、音声ガイドは他の言語もあります。受付で日本から来た事を伝えれば、日本語のパンフレット(返却必須)を貸し出してくれます。フェルメールファン必須のミュージアムです。
アクセス:デルフト駅から徒歩10分。マルクト広場すぐ
ライター:カジヤマ シオリ
日本国内外で、美術館巡りの旅をするトラベルライターです。ヨーロッパは5か国訪れています。心はオランダと広島においてきぼり。
ブログURL: http://fanblogs.jp/gotuabroad/
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