【ロマンチック街道】チェコからドイツへ電車の旅
公開日:
:
最終更新日:2019/07/24
ヨーロッパ
目次
日本からドバイ経由でプラハへ
日本からプラハまでは航空券が高いですが、ドバイ経由でLCCを利用すると、意外と安く行くことができます。
今回はLCCのFLY Dubaiを利用しました。
LCCなのに、FLY Dubai専用のターミナルがあり、機内食も出ます。
シートTVは有料でえすが、LCCとノーマルキャリアの違いが分からなくなるような、至れりつくせりのLCCです。
時間帯のせいか、機内食はお菓子でした。
プラハ空港からはプラハ中央駅行きのバスが頻繁に出ています。大きいスーツケースを持っている人がたくさんいるので、バス停の場所はすぐに分かるでしょう。
プラハ観光
ホテルにチェックインしたら、さっそく街歩きに出発です。
ちょうどイースターの時期だったので、イースターマーケットが開かれていました。
観光客向けのホットドッグやお菓子の屋台もありましたが、野菜や食器、布製品など地元の人向けの商品が多かったです。
プラハの春を満喫。イースターの頃が桜の見ごろです。
プラハからドイツのニュルンベルクへ
バスのチケットは事前にネットで予約しましょう。クリスマスやイースターなどの時期は2ヶ月前くらいに予約した方が安心です。
夏のバカンスシーズンも、当日購入は難しいかもしれません。
8時プラハ中央駅発のバスはドイツまで田舎道を走ること3時間。
車窓からの風景は、のんびりとした田園風景が広がり、バス旅行ならではの楽しさを味わえます。
2階建バスの中にはトイレもあるので休憩はありません。
ニュルンベルクに到着
ホテルにチェックインしたら、さっそく観光に出かけます。
ドイツらしい可愛い建物が並び、歩いてるだけでも楽しいです。
青空市場が開かれていました。野菜や果物の他に、ナイフや布製品など日用品の店が多いです。
ドイツと言えば刃物が有名なので、ここでナイフを自分用のお土産として買っておくのもいいかもしれません。
日本で売っているドイツ製の包丁は、ブランドものなので高いですが、ノーブランドの市場で売ってるようなナイフでもさすがドイツ製、切れ味が違います。
街歩きの途中で休憩
backwerkは、ニュルンベルク駅構内にもあるチェーン店のコーヒーショップです。パンやコーヒーが安くてイートインスペースもあるので、街歩きの一休みにぴったり。
ロクシタンのショップは旧市街のとても目立つところにあるので、目印にちょうど良いです。
日本よりも安いので、いろいろ買って箱に詰めてもらいました。
ニュルンベルクからローテンブルグへ
ローテンブルグはロマンチック街道の主要な街です。
ロマンチック街道は「街道」という通り、バスでめぐるのが一般的なので、日本からパッケージツアーで行く人が多いでしょう。
じかしドイツの電車(DB)は非常に便利なので、自分のペースで見学したい人には、個人で電車で行くことをおすすめします。
DBの時刻表サイトは発着番線、列車番号も記載されてるので、乗り間違える心配もなく安心です。
ニュルンベルクに滞在するなら、ぜひローテンブルグまで日帰りで行ってみて下さい。
ローテンブルグまでのスケジュール
8時33分ニュルンベルク発シュツットガルト行きに乗って9時6分アインスバッハ着。
9時10分アインスバッハ発 9時30分ステインナッス着
9時35分9時半ステインナッス発9時50分ローテンブルク オブデ タウワー着。
こう書くと、複雑に感じますが、実際には1時間半もかからず、乗り換えも簡単なので、ぜひ挑戦してみて下さい
乗車中は延々と田園風景が続いて、のどかなドイツの風景を満喫できます。
また、車内のトイレは広くてきれいなので、ぜひ利用してください。
ドイツはトイレ有料のところが多いので、到着前の利用は必至です。
ローテンブルク駅に到着
ローテンブルクは非常に小さい街なので、電車から降りた人の後をついて行けば旧市街にたどりつきます。
Google Mapや MAPS.MEがあれば、地図を買わなくても十分まわれるくらい、見どころがコンパクトにつまっています。
ローテンブルグの街なみ
いかにもドイツの田舎風のかわいらしい建物がいっぱいで、町中がインスタ映えポイントです。
ちょっとした路地にも可愛い家が立ち並んでいますが、道路はすべて石畳なので、スニーカーなど底が厚い靴をおすすめします。
ニュルンベルクに戻ります
ローテンブルグ駅の正面は地元の人が利用するショッピングセンターがあり、中にはスーパーもあるので、早めに駅に着いた時の時間つぶしにおすすめです。
帰りは行きとまったく同じルートでニュルンベルクに戻ります。
DBのwebサイトで、乗り換えホームを事前に調べてくださいね。
ニュルンベルクからチェコのプルゼニュへ
ニュルンベルクからプルゼニュまでのチケットを買うより、ボヘミアチケットという周遊パスの方が安い場合があるので、値段をチェックしてから買って下さいね。ボヘミアチケットは途中駅での乗り降り自由で便利です。
プルゼニュの街歩き
チェコのプルゼニュは、ドイツ語だと「ピルゼン」。ピルスナービール発祥の地なので、ビール目的で来る観光客も多いようです。
しかしドイツとチェコの国境近くにあり、素朴な街並みと美しい桜並木があり、女子旅にもおすすめです。
大シナゴーグ
かわいらしい街並みに突然ユダヤ風の建物が出現。異彩を放つこの建物は、プルゼニュの街の中でかなり印象的です。
イースターだったので、共和国広場には移動式メリーゴーランドが設置されていました。
カラフルなイースターエッグの模様は全部手書きで模様が描かれています。
食事とショッピング
チェコもドイツ同様、ソーセージの種類が豊富で、どれを食べようか非常に迷います。
1週間滞在しても、全種類制覇できないのではないでしょうか。この真っ黒なソーセージは、日本では見かけることがないので、試しに食べてみましたが、すごくおいしかったです。
欲しいソーセージを指さすと、左で焼いてるクレープで巻いて渡してくれるので、言葉が通じなくても問題ありません。
イースターの時期は日没が遅いので、18時でも昼間のように明るいです。
しかし、ドイツ同様、休みはしっかり取る習慣があるらしく、18時になるとマーケットのお店もどんどん店じまいを始めます。
夜8時になっても明るいのに、あまり人が歩いてないし店も閉まっているし、不思議な感覚を味わえます。
街の中心部から少し歩いたところにショッピングセンターは、夜遅くまで開いています。
そして、ばらまき用のお土産はスーパーで売っている地元のお菓子が手頃で美味しくておすすめです。
街中の小さなショップに比べると断然安いのも嬉しいところ。ショッピングセンターの中に入っている激安スーパー、アルバートは、品数豊富でとっても頼りになります。
街のシンボル、聖バルトロミエィ大聖堂
聖バルトロミエィ大聖堂の塔に上がると、プルゼニュの街が見渡せます。
しかし、階段がきついこと・・・上がりきる頃にはかなりへとへとです。でも、塔の頂上からの眺めは本当に美しく、上がる価値は大いにあります。
タクシーで空港へ
プラハ空港はプルゼニュの街とプラハ中心部のちょうど真ん中にあるので、バスで空港に行く場合は、プルゼニュからプラハ中心部へ行き、そこからプラハ空港行きのバスに乗ります。
それでは少々時間がかかるので、タクシーで空港へ向かうことにしました。
チェコは物価が安く、タクシーも日本の半額程度。ホテルで手配してもらえるのでタクシー利用をおすすめします。
タクシーだと、プルゼニュからプラハの空港まで1時間半くらいです。バスの場合は乗り換えの時間も含めて5時間弱でしょうか。
(プルゼニュからプラハ中心部まで約3時間、プラハ中心部から空港まで約1時間)
プラハから日本へ帰国
プラハ空港内には、格安スーパーのBILLAがあって、あまったチェココルナを使い切るのに便利です。
お菓子などお土産にできるものも売っているので、ここでチェココルナを使い切りましょう。
ロマンチック街道を電車で
パッケージツアーよりも自由度の高い、ドイツ電車の旅。自分の行きたい街だけに行くことができますし、ボヘミアチケットを使うと、チェコとドイツの両方を周遊できます。
乗り換えはDBのwebサイトは、日本の乗り換え案内サイトと同じくらい使いやすいので、ぜひ個人で行ってみて下さい。
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