山中湖周辺の楽しみ方【富士山に出会う旅】

山中湖は、豊かな自然に囲まれた富士山の麓の湖です。湖は、富士五湖の中でも富士山に一番近くに位置しており、富士五湖で最大の湖面面積を誇っています。
その広さは約6.78平方キロメートルで、湖面の標高は富士五湖最高の約980メートルの高さに位置しています。
毎年初夏の頃から、湖畔周辺にはキャンプやテニスをする人が集まり、真夏には湖畔でのウォーター・アクティビティも盛んに行われています。
また、夏でも朝晩は比較的涼しく、避暑目的で別荘やホテルに訪れる人々で賑わいます。
冬でも湖畔を背景にした景色が素晴らしく、一年を通して様々な楽しみ方ができる場所です。

湖畔での泊まり方

山中湖には、実に宿泊施設がたくさん有り、その数はおよそ200軒以上。
テニスコートを所有するロッジに民宿、高級感溢れるリゾートホテル、国道413号の湖側と山側には、オートキャンプ可能な場所もあります。
最近人気のある宿泊施設のひとつが、森林浴を満喫できるリゾートロッジ・タイプの宿泊施設です。
湖畔を眺めながら、のんびりと過ごせるリゾートコテージ「PICA山中湖ヴィレッジ」が人気です。
宿泊施設は、タイプ別のコテージが、敷地内の地形を上手に反映した形で、建っています。敷地内には、ハンモックのある「ハンモックカフェ」など、自然の中でゆっくりしたい人に最適な施設です。
オーガニックな料理を提供するレストランやカフェも併設されていますので、日帰りでも山中湖の自然と食の恵みが満喫できる施設となっています。

湖畔へダイブする水陸両用バス

山中湖で、かなり注目を集めている乗り物があります。それは、「YAMANAKAKO NO KABA」という水陸両用バスです。
山中湖周辺の森林をドライブした後、なんとそのまま湖へダイブして水しぶきを立てながら湖畔を走ります。
名前の通り、バス車体は「カバ」がモチーフされています。バスの中では、ガイドさんがクイズを出しながら山中湖周辺を解説してくれるなど、楽しい趣向を凝らしている乗り物です。
山中湖周辺の景色を、ドライブとクルージングの2つのパターンで楽しめるバスは、なかなかの楽しさがあります。

豊富な湖上のアクティビティと花の都

山中湖畔の水上での遊び方も、色々とあります。パドルボード、カナディアンカヌー、フィッシングボート、ヨットスクールでのヨット体験、そのほかに安定感抜群の、初心者でもたやすく操れるインフレータブルカヌーをレンタルするショップもあり、山中湖の大自然を舞台にアウトドアを思いっきり楽しむことができます。
また、湖畔周辺にある30万平方メートルの敷地を誇る「花の都公園」。
この公園は、四季折々鮮やかな色彩の花々を、四季折々愛でることが出来る公園です。
ユニークなのは、花を観賞するだけの公園ではなく「水遊具広場」や富士山の溶岩樹型体験ゾーンや癒しの空間「岩清水の滝」といった施設もあり、様々な楽しみ方が充実している公園でもあります。