名所・グルメに出会う旅>茨城県

公開日: : 最終更新日:2017/11/12 関東地方

名所編

茨城県は、関東地方の北東に位置し太平洋側の美しい海岸線、内陸地は緑豊かな山々と全国第2位の広さを誇る湖、霞ヶ浦があります。

江戸時代には、水戸に徳川家の藩が置かれ,江戸に近いことから、水陸交通の要所として栄えた地域です。

現在は、歴史ある建造物、科学系のミュージアム、大自然の壮大な風景など見所も多い地域です。

別格的な歴史を誇る鹿島神宮

鹿島神宮は、神武天皇元年(紀元前660年)の創建と古文書では伝えられており、日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社で、伊勢神宮、香取神宮と並ぶ神宮として長い歴史を持っています。

鹿島神宮は、古来武士たちからも厚い信仰を得ており、生涯無敗を誇ったとされる無敵の剣豪、塚原卜伝【つかはら ぼくでん】はその代表的存在です。

神社の境内に入ると、まず目に入ってくるのが、美しい朱塗りの色をした楼門です。
楼門は、1634年の奉納で、私たちの世界と聖なる空間との境目となると言われており、国の重要文化財に指定されています。

長い歴史の中、藤原摂関家や徳川将軍家を始めとする武家の信仰が多く、宝物館には武家から奉納いただいた宝物類が所蔵されています。

表情豊かな名瀑、袋田の滝

日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」は、高さ120メートル、幅73メートルの大きさを誇ります。

滝の流れが、四段の岩壁に落下していく様から、別名「四度(よど)の滝」と呼ばれ、またその昔、西行法師が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したと伝えられていることからもその様に呼ばれているそうです。

四季折々の季節に岩壁を流れ落ちる水は、白糸のように細く美しく流れたり、時には激しい勢いの流れを見せたりと、様々な表情の滝を眺めていると心が魅了されてしまうほどの存在感のある滝です。

日本三名園「偕楽園」

偕楽園は、天保13年(1842年)7月、水戸藩第9代藩主、徳川斉昭公が「衆と偕(とも)に楽しむ場」として開園しました。
偕楽園全体の面積は、東京ドーム約64個分という広大な面積を持ち、都市公園としては、ニューヨークのセントラルパークに次いで世界第2位の広さを誇っています。

表門に入ると、すぐ目につくのが孟宗竹林、そこを下っていくと水が湧き出る吐玉泉、そして徳川斉昭公が自ら設計を手がけた「好文亭」が建っています。
「好文亭」は、木造2層3階建ての造りで、園内を見晴らすにも適した建物です。

また、各部屋の襖に描かれている絵画は綺麗な彩りで一見の価値があります。
偕楽園には約100種3,000本の梅が植えられ、2月下旬には早春を告げる「梅まつり」が水戸市主催で開催されます。

◆ 偕楽園入場:無料
◆ 好文亭入場料:大人200円

グルメ編

関東の北部太平洋岸に隣接する茨城県は、山や海など豊かな自然で育まれた土地柄です。名産品と美味しい食材でつくる郷土料理をご紹介していきます。

これぞ美味!「西が河豚なら、東は鮟鱇」

食通の間では、「西の河豚、東の鮟鱇」と呼ばれ、「鮟鱇(あんこう)」は河豚と並び称されるほどの珍味都市人気の高い食材です。
茨城県は、鮟鱇の水揚げ量が多く、郷土料理としても人気があります。

鮟鱇は、見た目がグロテスクですが、「肝」、「身」、「尾ひれ」、「胃」、「えら」、「皮」、「卵巣」などの部位全てを食べられます。
特に「あん肝」は濃厚な味が魅力で、海のフォアグラと呼ばれています。

鮟鱇料理は、基本鍋にするのが主流ですが、あん肝を炒めて野菜とあんこうの水分だけで作る「どぶ汁」は漁師料理として評判です。

また、皮や肝、そして身などを酢味噌で和えた「友酢」、その他に「刺身」、「から揚げ」などの料理法もあり、河豚と並び称される理由も料理法にもあります。

水戸光圀の江戸時代から、水戸で育ってきた漬物「そぼろ納豆」

そぼろ納豆は、塩漬けにした切り干し大根と納豆を混ぜ、しょう油で味をつけた茨城県の郷土料理です。
保存食として水戸地方の農家で作られ始めたのですが、切干大根と納豆を漬け込んで作ることから漬物となっています。

そぼろ納豆には、塩漬けした大根を使うことで、発酵食品の納豆も更に日持ちがするという利点があります。
シャキシャキとした大根の歯ざわりに納豆のまろやかな食感、この二つの味わいが絶妙は旨さを引き出します。

そのまま、ご飯にかけて食べて良し、酒の肴としてもお酒に合う逸品です。

茨城名物シャキシャキ、モチモチの蓮根が旨い!

日本一の生産量を誇る茨城県土浦の蓮根が旬を迎えるのは11月であることから、お正月に煮しめなどには必ず登場する食材です。

蓮根の茎に穴があいていることから、見通しが良く、先が見えると言って縁起物としてお正月以外にも祝いの席の煮物には良く登場します。

煮ても、焼いても、揚げてもとっても美味しい食材の蓮根ですが、持ち前のシャキシャキ感やモチモチ感を楽しむなら、きんぴらや蓮根のはさみ揚げにして食するのがおすすめです。

その他にも、茨城県内では蓮根サブレ、蓮根のパウダーを練りこんだ蓮根蕎麦などもあるようです。

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