日本三大そば>戸隠そば、出雲そば、わんこそば
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最終更新日:2016/07/08
グルメ
蕎麦と言ったら皆さんは何を思い浮かべますか?
大晦日に食べる年越し蕎麦や引っ越し時に配る引っ越し蕎麦を思い浮かべる人も居ると思いますが、やはり有名な日本三大蕎麦を思い浮かべる人も多く居られると思います。
今日は、日本三大蕎麦を全制覇していない人やこれから食べようと検討している人に、日本三大蕎麦についてご説明します。
長野県の戸隠そばとは
霧下蕎麦で有名な長野県長野市戸隠で作られる戸隠そばは、火山灰土の肥沃や昼夜の温度が激しく霧が多く発生する環境で育てられます。
そして蕎麦栽培に適した環境で作らるその蕎麦は甘みが多く、風味が良くてとても美味しくなります。
また、そこで作られた蕎麦を用いた戸隠そばは他の蕎麦とは違い大きな特徴が有ります。
一つ目は、江戸前と呼ばれる複数の麺棒を用いて蕎麦を四角に伸ばす打ち方では無く、一つの麺棒で丸く伸ばしにします。
そして、その面を台に複数回打ちつけてコシと粘りを出すというやり方です。
二つ目は、ぼっち盛りと呼ばれる水を切らずに盛り付けるやり方です。
こうする事により瑞々しさが保てます。
平安時代から作られている戸隠そばは、現在は地元で採れた山菜をふんだんに付け加えたれて提供されています。
今昔から大勢の人に好まれている戸隠そばをぜひ一度、ご堪能ください。
島根県の出雲そば
出雲そばは、殻のついた実をそのまま製粉しますので、色が黒く、香りが強いのが特徴です。
そんな出雲そばを割子そばと釜揚げそばにして食べるのはご存知ですか?
割子そばとは、だし汁に蕎麦を入れて食べるのではなく、四角い重箱に入った蕎麦にだし汁と薬味を入れて食べるというやり方です。
現在は、衛生面や食べやすさの面で丸い陶器に蕎麦が入っているのが一般的です。
次に釜揚げ蕎麦とは、蕎麦とだし汁を別々に調理して最後は一緒に合わせるのですが、そこに蕎麦を茹でたお湯を加えるという独自の食べ方です。
昔は奥の院詣りの時に、門の前に有るそば屋で蕎麦を食べる習慣が有りましたので、大社参りに来た時は一緒に蕎麦も食べてみてはいかがでしょうか?
岩手県のわんこそば
わんこそばとは、よくテレビの早食い番組とかに出てきて有名なので知っている人も多く居ると思いますが、お椀に一口で食べれる量の蕎麦を入れて、それを食べ終わると給仕が蕎麦を入れと繰り返して食べる蕎麦です。
その起源は、お殿様に失礼が無いよう一口サイズで出した説や大勢の人に振る舞う為に小分けにして出した説が有ります。
またお椀の事を方言で椀子と呼び、それでわんこそばと呼ばれるようになったそうです。
そして本来は、早く食べる物ではなくゆっくり味わいながら食べるのが正しいので、一度食べる時は良く味わって食べてください。
食べてみたいと思う蕎麦はありましたか?
最後に、蕎麦を美味しく食べたい人は、十一月と十二月は採りたての新そばの時期ですので、その時期に食べてみてはいかがでしょうか。
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