イギリスやアメリカなどの英語圏の留学先選びのポイントとは?
公開日:
:
最終更新日:2016/07/08
イギリス
この記事に目を通してくれている方の多くは留学に興味のある人たちだと思います。
外国に勉強をしに行くにあたって楽しみもあると思いますが、不安も大きいのではないのでしょうか?
留学を成功させるためには自分の目的などにあった留学先選びをすることが大事です。
そこで留学先を決める時に失敗しないためのポイントについてお伝えしたいと思います。
なお、今回はイギリスやアメリカなどの英語圏の国に留学したい場合について見ていきます。
目次
留学先選びのポイント
どこに留学・滞在をするのか?
まず最初に考えることはどこの国や地域に留学・滞在をするのかを決定することです。
みなさんの中でご存知の方も多いとは思いますが、ひとことに英語とは言っても実はアメリカで使われているアメリカ英語とイギリスで使われているブリティッシュ・イングリッシュでは使う語彙やアクセントなどが多少異なってきます。
ですのでどちらの英語を学びたいのかを明確にしておくとよいでしょう。
ここで皆さんにひとつ質問をしたいと思います。
みなさんが今まで学んできた英語は主にアメリカ英語ですか?
それともブリティッシュ・イングリッシュですか?
いま日本の英語教育において主流なのがアメリカ英語です。
しかし、国際会議などで主に使われているのはブリティッシュ・イングリッシュだと言われています。
その後にアメリカであればどこの州、あるいはどこの都市に留学したいのかを決めます。
どの形態の学校を選ぶのか?
主に大学付属英語学校と民間で運営している私立語学学校の2つの形態となっています。
そして私立語学学校はキャンパス型と都市型にさらに分かれます。
それでは大学付属英語学校から見ていきます。
公立もしくは私立の大学の付属校です。
大学付属英語学校とはもともと大学への進学を希望する留学生を対象としたコースを設置している学校です。
大学進学に必要なライティングやリスニング、スピーキングなどの総合的な力を身につけるためのカリキュラムが用意されています。
そして次に私立語学学校です。
さきほど私立語学学校はキャンパス型と都市型に分かれると言いました。
まずは私立語学学校の特徴ですが、キャンパス型と都市型はともに民間で運営しています。
また、私立語学学校は大学付属英語学校と比べて入学の日程やカリキュラムなどについて柔軟に対応してくれる傾向にあります。
次にキャンパス型と都市型の違いについて説明します。
キャンパス型は大学のキャンパスの一部を借りて授業を行う学校なのに対して都市型は都市部の中心地に独自の校舎を持っている学校のことを指します。
キャンパス型は大学の図書館などの施設を使用できたり、推薦入学制度が設けられていたりすることが多いです。
ゆくゆくは現地の大学に進学をしたいと考えているのであれば”大学付属英語学校”や”キャンパス型の私立語学学校”に行くことをオススメします。
学校の規模や学生の人数、留学生の受け入れ態勢を知る
学校によって数十人程度の小規模な学校から数百人の学生がいる大規模なものまであります。
小規模な学校と大規模な学校を比較すると小規模な学校の方がひとつのクラスの人数も少ないのでひとりにかける時間が増える。
逆に大規模な学校は一人あたりにかけられる時間は少ないけれど小規模な学校よりもコースの選択肢が増えます。
また、全体の人数が多いので個人の英語力に合ったクラス編成をおこなえます。
その人の性格や勉強法によって小規模な学校の方がよいのか。
それとも大規模な学校の方がよいのかが決まると思うので、ぜひ自分に合った選択をしてほしいと思います。
そして受け入れ態勢についてですが、通常は一人以上留学生のアドバイザーの方がいます。
アドバイザーさんによって対応に差が生じてしまうことがあります。
相手からの返信の内容によって相手は丁寧な人なのかということがわかることがあるので、もし可能であればEメールを送ってみると良いのかもしれません。
入学時期や入学する条件について知る
まずは自分が予定している時期に希望されているコースを受けられるのかどうかを知る必要があります。
私立の語学学校の場合だとほとんど受けられないことはないのですが、大学付属の英語学校の場合だと時期によってはそのコースはやっていないなんてこともありうるので必ずパンフレットなどで確認してください。
次に入学の条件について見ていきます。
主に一般的なコースでは英語の力を問うような学校はありませんが、大学進学コースやビジネスコースのような専門のコースになると入学するのにTOEFLなどの点数が必要になる学校もあるのでその点も確認する必要があります。
滞在方法や滞在施設について
留学する際に寮もしくはホームステイ先の家から学校へ通学することになります。
寮とホームステイを比較したいと思います。
まずは経済的な面から見ていきます。
寮での生活の方がホームステイをするよりも安く済みます。
そしてその他の特徴について見ていきます。
寮での生活は何人かで同じ部屋で生活することになるのがほとんどです。
同じ部屋で共同生活を行うことで寮での友達を作る良い機会になるのでそこが寮生活の魅力だと思います。
そして逆にホームステイの良い点はホームステイ先の家族との生活の中で学校ではなかなか教えてくれなさそうな習慣や文化を学ぶことができるところです。
それぞれに魅力的な面があるのでどちらが自分にあっているのだろうかということを考えて決めてください。
留学の予算
留学には学校の授業料や食費、交通費、などたくさんの滞在費用がかかります。
ですのである程度どこまで留学の費用として捻出できるのかを考える必要があります。
また、予算の額によって留学の期間を短くしなければならなくなるかもしれませんので、なるべく早い段階で予算を立てることをオススメします。
最後に
ここまで留学先を決めるうえでの大切なポイントについてお話をしました。
留学先を決定するまででその留学が成功するのか、それとも失敗してしまうのかの半分以上のカギを握っていると言っても過言ではないと思います。
それくらい慎重に留学先を決める必要があります。
そして何と言っても留学するにあたってたくさんの費用が必要になります。
親御さんに出してもらう人もいるだろうし、もちろん自分でバイトをしたお金で留学するという人もいることでしょう。
どちらにせよ留学をするためにはたくさんのお金が必要なことに変わりはありません。
なのでぜひ「失敗してしまったな〜」と後で後悔をしないようにパンフレットなどをよく見て慎重に留学先選びをしてほしいと思います。
その時にこの記事が参考になったと思っていただければ嬉しく思います。
みなさんの留学が悔いなく、そして実のあるものになりますように祈っております。
長くなりましたがこれで終わりたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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