名所・グルメに出会う旅>富山県氷見市

公開日: : 最終更新日:2018/09/25 北陸地方

名所編

富山県の西部、氷見市と言えば風光明媚な土地柄と、氷見の海で獲れる新鮮でおいしい海の幸の数々。
街では、歴史と文化を感じる観光スポットがいくつもあります。

断崖絶壁で海に囲まれた城「阿尾城跡」

氷見市阿尾は、大伴家持の歌に「東風が強く吹くところ」と詠まれた景勝地です。
海に突き出す断崖に城跡がありますが、それが県指定史跡に認定されています。

阿尾城は筑女の期日は定かになっていませんが、16世紀中頃に越中と能登の交通の要であった氷見に菊池武勝の居城として戦国時代末に築城されたといわれています。

大伴家持の歌に「東風が強く吹くところ」と詠まれた景勝地。海に突き出す断崖の城跡です。阿尾城跡は県指定史跡であり、天正・文禄年間(1573年~1592年)の頃、菊池氏が城主であったことは史料に残っているようです。

阿尾城は、海に面した丘陵上に築かれていたので、越中と能登をつなぐ海沿いや山越えの街道をおさえる、当時重要な位置に建っていました。

東と南は断崖絶壁で海に囲まれ、陸に接する西側も急斜面になっていることから、鉄壁な守りを誇る城ともいえるでしょう。
城跡は、本丸・二の丸・三の丸と思しき跡があり、展望台からは氷見の素晴らしい眺めを一望できます。

縄文中期へタイムスリップする洞窟探検

灘浦海岸に面した場所にある洞窟は、縄文中期の複合遺跡「大境洞窟住居跡」だそうです。
洞窟の入り口は、幅16m、高さ8m、奥行35mという奥深い造りの海食洞となってえいます。

1918(大正7)年に、洞窟内にある白山社を改築するときに、多数の人骨、獣骨、土器類などが発掘されたとのことです。

主な出土品は、縄文期の大型石棒、石庖丁、そして弥生時代の人骨や頭骨に赤い塗料を使用した顔面装飾などです。
これらの出土品は、日本の考古学史上に残る遺跡として、注目されており高い評価を受けています。

氷見に伝わる伝統芸能「獅子舞」

富山県で盛んな伝統芸能というと獅子舞ですが、氷見市は特に獅子舞が盛んな地域として知られています。
独特の踊りスタイルの「氷見獅子」は、能登鹿島郡や羽咋郡、高岡、小矢部市、五箇山や呉東地区に伝えれています。

そして、氷見市内の地区では、春と秋の年に2回に行われる祭りで披露されます。
また、市内の「ひみ獅子舞ミュージアム」では、獅子舞の展示や実演の見学、そして実際に獅子舞の体験をすることも可能です。

グルメ編

富山県氷見市は、魚が豊富に獲れる「天然の生け簀」と呼ばれる富山湾に面しています。
そのため氷見は、新鮮な魚に恵まれ、自慢の逸品も海の幸ものが豊富です。

とにかく絶品の旨さ、氷見のブリ

氷見と言えば寒ブリが有名ですが、脂ののりきった寒ブリの美味しさと言ったらもう格別です。
氷見に訪れたら、まずは「ブリ」を食べてみましょう。

そこでおすすめなのが、氷見駅から歩いて15分くらいの氷見漁港の市場で水揚げされた新鮮な逸品です。
甘みのある脂ののったプリプリっとしたブリの歯ごたえは堪りません。

舌の上でとろける寒ブリの味わいを、刺身で是非ご賞味ください。
その他にも、氷見ではブリの様々な料理が味わえます。

一般的によく食べるのは「ブリ大根」「ブリの煮つけ」などですが、地元では「えらの唐揚げ」という料理があります。

沖〆でしっかりと血抜きされた新鮮なブリの「えら」だから味わえる珍味です。
その他にも、ブリのぶつ切りに大根おろしとゆずを加え、甘酢で和えた「ブリなます」も絶品です。

新鮮だから、旨さに納得氷見特産の「ホタルイカ」

ホタルイカとは、体がキラキラと青白く蛍のように光っていることから名づけられたそうです。

実際に海面を群遊するホタルイカの光るその姿はとてもきれいで、青白い光が浮かび上がってあたりを明るく照らし出すそうです。
その神秘的な光景は、国の特別天然記念物に指定されています。

ホタルイカの旬は3月から6月。ゆでたホタルイカに酢味噌を和えたものや醤油ベースの沖漬け、ホタルイカの足の刺身「竜宮そうめん」という地元の郷土料理もあります。

氷見特産「氷見糸うどん」もコシの良さが絶品な理由

氷見うどんの特長は、つるっとしたのど越しに、お餅のような粘りと独特なコシの強さです。
「氷見糸うどん」は、日本三大手延べうどん(秋田県の稲庭うどん、長崎県の五島うどん、氷見の糸うどん)。

手打ち、手延べ、手縒りという氷見独特のつくり方で、うどんを糸のように一本一本にして、手作業で伸ばしていくという手間をかけた分、美味しさが格別なのです。

氷見うどんは「手打ち」の良さは、強いコシとモチモチした弾力性、そして「手延べ」の良さはツルンとしたのど越しと歯ごたえという両方の良さを持っていますから、この上なく美味しいのです。

冷やしても温めてもおいしい細うどん「氷見糸うどん」を是非ご賞味ください。

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