満月の夜限定!ビクトリアの滝で夜に虹をみよう!
公開日:
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最終更新日:2019/06/22
アフリカ
みなさん虹はお好きですか?
虹を発見すると、ついつい写真を撮ったり、眺めたりしてしまいますよね。
普通虹は昼間のみ見られるものですが、もしも夜に虹が見られると聞いたらロマンティックだなと思いませんか?
その虹がなんとアフリカでみれます!
そこはユネスコの世界遺産に登録されている「ビクトリアの滝」で、なんと満月の夜のみ見られる神秘的な虹です。
ですが夜に虹を見るためにはある条件が重ならないと見ることが難しいのでルナレインボーの魅力と高確率で見られる方法をお伝えしたいと思います。
ルナレインボーを見るとロマンティックな気持ちになること間違いなし!なのでぜひ紹介したいと思います。
ルナレインボーとは
ルナレインボー(lunar rainbow )は月明かりで虹が見られる現象で、またムーンボウ(Moonbow)とも呼ばれ、日本語だと月虹と呼ぶそうです。
このルナレインボーは世界三大瀑布の1つ「ビクトリアの滝」でみることが可能となっています。
ちなみにその他の世界三大瀑布はアメリカの「ナイアガラの滝」アルゼンチンとブラジルの国境にある「イグアスの滝」そしてアフリカのザンビアとジンバブエにある「ビクトリアの滝」です。
またザンビアとジンバブエの国境にまたがってあるため、どちらからでも見る事が可能ですが、今回紹介するのはザンビア側のビクトリアの滝です。
もちろんジンバブエ側でもルナレインボーを見る事が可能ですが、入場料の金額がザンビアの方が少し安いと聞いたので私はザンビア側でみることに決めました。
実はルナレインボーが見られる場所は世界でも少なく、壮大な滝で見る虹は普段の虹よりも数倍迫力あるので、アフリカに旅行のプランには外せない場所だと思います。
ルナレインボーの魅力
満月の夜だけ見れるルナレインボーの存在を知った時、なんてロマンティックなんだろうと思いました。
はるばる遠い日本からアフリカへ旅行しているからには絶対に見逃したくない!という気持ちで、ザンビアINしました。
ちょうど満月の夜は運よく雨はなく夜の公園を進んで行くといきなりルナレインボーを拝む事ができました。
実際みると昼間ほどカラフルには見えないのですが、ハッキリと虹だと分かるレベルで、美しいというよりも神秘的な言葉の方が似合うと思います。
夜に虹を見ているという不思議な気分でした。
自分の期待以上に感動した場所だったのでぜひぜひ!ルナレインボーを見ていただきたいです!
ルナレインボーを高確率でみる条件
ルナレインボーは常に見れるものではありません。時期や天気も関係してきいますので、高確率でみるポイント3つを紹介したいと思います。
満月
ビクトリアの滝は公園内にあるので、満月の3日間だけ夜開放され見ることができるのです。旅行の計画を立てる時にルナレインボーのため満月の周期を気にするようにしても良いと思いいます。
このサイトはザンビアの満月の期間をチェックできますので計画を立てる時に役立ちます。
https://www.timeanddate.com/moon/phases/@879431
水量
3月の終わりから水が増えはじめ4?5月に爆発的に水量が多い時期になるのでルナレインボーを見られる確率が上がります。6月中旬から水が減りはじめ7月?2月まで水量はほぼない状態いとなります。
ただ水量が多すぎて、水煙で何も見られない時もあります。ちょうどいい3月上旬が6月の上旬がベストシーズンなのではないかと予想されます。
私が行ったのは4月で水量も多く迫力のある滝をみることができてよかったのですが、水煙により滝が隠されてしまっていました。ですが水煙も風に吹かれ美しい滝と虹の姿が出てきますのでシャッターチャンスを逃さずにじっと待ちましょう。
結果的にルナレインボーも綺麗にみることができたので水さえあれば見られるチャンスは多くなります。
天気
もちろん晴天ならばルナレインボーを見る可能性が高くなりますが、曇りの場合は雲の動きの関係で見れるかどうか半々という感じでしょうか。また雨の日は見れる確率が低いので翌日に期待しましょう!
満月の期間と水量のベストシーズンは調節できても天気が当日にしか分かりません。万が一のために満月の夜3日間はビクトリアの滝のために空けておくのも良いと思います。私はそれぐらい見る価値があると思っています。
アクセス
ビクトリアの滝はザンビアの「リビングストン」という町にあります。
首都のルサカからの交通手段は2つ、バスか飛行機です。
バスの所要時間は約6-7時間でルサカのバス停inter city bus terminalからリビングストン行きバスが多数出ていますので前日予約はいらないでしょう。移動距離は長いなと思うかもしれませんが、バスは意外に快適なので長時間でもあまり気になりませんでした。
時間のない方や長距離のバスが耐えられない人は飛行機がおススメです。金額はおよそ2万4000円ですが、飛行時間はたったの1時間10分で到着することができます。
バスの金額がおよそ2000円なので悩ましいところですが…アフリカなので自分の体調に合った旅プランにするのがおススメします。
リビングストンの町中からビクトリアの滝までの交通機関はタクシーとなります。(町中からビクトリアの滝はとても近いです。)ザンビアのタクシーの値段はとても安いので、気兼ねなくタクシーを使えます。またビクトリアの滝は国立公園内にあるため、沢山の待機タクシーがいますので帰りも何も心配いりいません。
まとめ
ビクトリアの滝で、乾季と雨季でかなり印象が違うと思います。
時期的にどうしても乾季にしか旅行ができないという人もいると思いますが、逆に乾季の時期にしかできないアクティビティがあります。
そのアクティビティとはデビルズプールというもので、通称悪魔のプールと呼ばれています。滝は自然のものなので100%安全の保証も約束されていないまま水の落下する断崖絶壁ギリギリの位置にあるプールのような窪み入る事ができるのです。
水量の少ない9月から12月に究極のスリルを体験することができますのでぜひおススメしたいです。また全く水がない状態になると、滝の上を歩けるらしいです。それもまた滝の楽しみの一つです。
ぜひザンビア、ジンバブエに行った際にはルナレインボーを鑑賞してみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない思い出となるでしょう。

留学中に旅の面白さに取り憑かれ婚期を逃しながらも旅を続けるバックパッカー。
訪問国数100か国突入。1人でも多くの人が旅をしたいと思えるように旅情報を発信中。
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