名所・グルメに出会う旅>福島県会津若松市

公開日: : 最終更新日:2017/05/03 東北地方

名所編

東北の最南端にある福島県には、会津二十三万石の城下町として栄えた会津若松。
会津の名所をご紹介します。

会津の街のシンボル鶴ヶ城

会津若松は、城下町として栄え、現在でも碁盤の目のように配列された町並みが残っています。
江戸の情緒を今に伝える会津の地のシンボルが、鶴ヶ城です。
この城は、1384年に葦名直盛(あしななおもり)が築いた黒川城をベースに、2度の増改築によって1639年に完成しました。

天守閣の内部は、郷土博物館となっており会津の歴史に触れることができます。
平成23年には、赤瓦へのふき替えが完了して、幕末当時の姿を再現した天守閣は、国内唯一の赤瓦の天守閣となっています。

◆ 営業時間 8:30~17:00(入場締め切りは16:30)
◆ 料金:天守閣 大人400円、
◆ 公式サイトURL http://www.tsurugajo.com

鶴ヶ城周辺の名所二選

御薬園(おやくえん)

御薬園は、鶴ヶ城から東へ歩いて15分ほどの場所に位置する回遊式の庭園です。
また、その名称通り薬草園としても有名です。

室町時代の藩主、葦名盛久が霊泉の湧きだした地に別荘を建てたのが、庭園のはじまりと言われています。
園内には、季節ごとにたくさんの美しい花が咲き誇ります。

また男滝、女滝という二つの滝を見ることもでき、庭園に訪れる人々を楽しませてくれています。
また、薬草園としての一面も持ち、朝鮮人参を中心に会津に自生する薬草や薬木を栽培し、19世紀初頭には各種の薬効の研究や毒草の見分け方の研究など、薬効をもつ植物の研究に取り組んでいたそうです。

会津武家屋敷

会津藩家老の西郷頼母邸を中心に、当時の会津武士たちの暮らしぶりを感じることのできる屋敷を復元したミュージアムパークとなっています。
パーク内には、復元された西郷頼母の屋敷の他にも、重要文化財の旧中畑陣屋や数奇屋風茶室、藩米精米所など軒を連ねています。

館内では、資料館では数々の貴重な資料から会津の歴史を学ぶことができ、38部屋ある家老屋敷には蝋人形の設置によるリアルな描き方がなされています。
その他にも、会津の代表的な仏画を中心に展示した美術館や、会津・福島の名品を揃えた総合売店、会津の伝統的な郷土料理を提供するレストランも開設されています。

◆ 営業時間 8:30~17:00(4月~11月)9:00~16:30(12月~3月)
◆ 休日:年中無休
◆ 料金:大人 850円
◆ 公式HP:http://www.bukeyashiki.com

グルメ編

東北の最南端にある福島県は、奥羽山脈が連なり東部は太平洋に面している全国で3番目に広い面積を誇ります。
雄大な自然に囲まれ、温泉に恵まれた土地柄で獲れる美味しい食材でつくる郷土料理をご紹介します。

会津人が育んだのもてなしの逸品「こづゆ」

「こづゆ」は、干し貝柱で出汁をとり、豆麩(まめふ)、しいたけ、里芋、にんじん、キクラゲ、ぎんなん、糸こんにゃくなど7種類の具材を入れた汁物料理です。
福島県でも内陸部の会津地方で昔から食されており、薄味のお吸い物を会津塗りの椀によそって食します。
内陸部の会津では、江戸時代に海産物を手に入れる事は難しく、干した貝柱は非常に貴重な食材でしたので、「こづゆ」は江戸時代には武家中心に食されていた料理だそうです。江戸後期から明治初期になってからは、庶民の間でも食べられるようになり、現在では正月や冠婚葬祭などの特別な日には欠かせないもてなしの料理とされています。
貴重な食材を使用した「こづゆ」は、何杯おかわりしても良いという、おかわりを客人に振る舞う事をあたり前とした「会津のおもてなしの心」をあらわす逸品です。

福島の濃厚な漁師メシ「どぶ汁」

福島県南部から茨城県の沿岸地域に伝わるアンコウを使用した料理です。
現在ある「あんこう鍋」の大元ともいわれるもので、あんこうを船上で食べた漁師が伝えたそうです。
あんこう鍋との違いは水を一切使わないことで、アンコウの身とあん肝と野菜をいれて、身と野菜からの水分だけで煮炊きをします。
アンコウの旨みにマッチする味噌仕立てで作り上げ、栄養たっぷりの味の凝縮された豪快で濃厚な味わいの逸品です。

貴重な食材を長持ちさせて味わう「にしんの山椒漬け」

「にしんの山椒漬け」は、読んで字のごとく「にしん」を乾燥させて山椒に漬けた保存食です。にしんが持つ独特の風味が山椒の香りと味で食べやすくなり、酒の肴に最適な料理として居酒屋の定番メニューとなっています。

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