名所・グルメに出会う旅>秋田県仙北市

公開日: : 最終更新日:2018/02/14 東北地方

名所編

秋田県仙北市と言えば、田沢湖地域、城下町として発展してきた角館地域、乳頭温泉地域など、さまざまな楽しみ方ができるエリアです。

みちのくの小京都と呼ばれる「角館エリア」

角館は、みちのくの小京都と呼ばれた城下町の様子を今でも残している、歴史ある武家屋敷が建ち並ぶ観光地として人気の高いエリアです。

この武家屋敷の町並みは、1620(元和6)年頃、角館地方を治めていた芦名義勝(あしなよしかつ)によって整備され、その後は佐竹北家の城下町として栄えました。

町は、武家屋敷が並ぶ「内町」と町人や商人が住んだ「外町」の二つに分かれています。

現在、公開されている武家屋敷は「青柳家」「石黒家」「小野田家」「河原田家」、そして映画「たそがれ清兵衛」の撮影で使われた「岩橋家」「松本家」などがあります。

特に「青柳家」は、3,000坪もの広大な敷地を有する角館を代表する武家屋敷であり、芦名氏、佐竹北氏を主君として仕えてたそうです。

日本一の深さを誇る「田沢湖」

「田沢湖」は秋田県仙北市の「田沢湖抱返り県立自然公園」の中にあり、周囲がおよそ20キロ、水深はおよそ420メートル、日本一の深さを誇るほぼ円形の形をした湖です。
大自然に囲まれた田沢湖は、日本百景にも選ばれている歴史ある名所として有名です。

田沢湖には、その昔湖畔に住む辰子と言う女性が、永遠の若さと美しさが叶うという田沢湖の水を飲んでいるうちに、最後は龍になったという「たつこ姫伝説」というお話がある神秘的な湖でもあります。

湖の周囲には、伝説の「たつこ像」、パワースポットとしても有名な「御座石神社」や「田沢湖ハーブガーデン」があり、遊覧船も運行されていることから多くの観光客が訪れています。

多種多様な源泉を持つ「乳頭温泉郷」

十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓にある「乳頭温泉郷」には、7つの温泉宿があり、それぞれ独自に源泉をもち、その種類は全旅館で10種類以上を数えます。

乳頭温泉郷には、温泉郷の中で最も古く、茅葺き屋根づくりの秋田藩主の湯治場だった「鶴の湯温泉」をはじめ、渓流に佇む洒落た建屋とアンティーク家具が館内に配置されている「妙乃湯」、温泉郷の中で最も奥にあり江戸時代からの歴史を持つ「黒湯温泉」、付近の沢に蟹が多く住むところから名づけられた離れの露天風呂が素晴らしい「蟹場温泉」、乳頭温泉郷の中で一番秘湯感が高い「孫六温泉」、木造校舎を移築したノスタルジックな雰囲気が漂う「大釜温泉」、美しいブナ林に囲まれた場所に建つ近代施設「休暇村 乳頭温泉郷」など、個性あふれる各旅館では自生する山菜やきのこなどを活かした食事が楽しめるのも、乳頭温泉郷の魅力となっているようです。

グルメ編

秋田県の仙北市は、秋田県の東部中央に位置し、岩手県と隣接している地域であり、市内にある自然に囲まれた風光明媚な「田沢湖」、武家屋敷が建つ「角館」地域は、観光スポットしてもよく知られています。

田沢湖名物料理「山のいも鍋」

田沢湖町で1980(昭和55)年に誕生したご当地グルメ「山のいも鍋」は、町の名物から秋田県を代表する鍋にまで成長した逸品なのです。

「山のいも鍋」は、見た目がじゃがいものような田沢湖町名物の「山のいも」をすりおろして団子状にして、醤油や味噌などで味つけした鍋です。

粘りのある芋は、つなぎを使わずに団子状にできるだけでなく、煮崩れをせずに味が良く染み込む非常に美味であることから、今や秋田の3大鍋のひとつとして有名になった郷土の名物料理です。

米粉を蒸気で練り上げ、餅のようなコシが特徴の「こまち麺」

秋田の麺といえば「稲庭うどん」が有名ですが、この「こまち麺」は米の農家が開発したあきたこまちで作ったお米の麺です。

米で作る麺といえばベトナムのフォーがよく知られていますが、こまち麺は、フォーのようなつるっとした柔らかさが売りではなく、蒸気で米粉を練り上げる工程で、餅のようなコシの強さをつくりだした麺です。

うどんやパスタのような味わいで、さまざまな味付けで楽しめる食材です。

きりたんぽの原型ともいわれる「だまこ鍋」

3センチほどに丸められた「だまこ(つぶしたご飯を丸めたもの」を、鍋に投入されているので「だまこ鍋」は、キリタンポより先に作られた農家の家庭料理です。

鶏肉の醤油ダシに鶏肉にねぎ、ごぼう、きのこ、せりなどを鍋に入れていきます。

鶏肉と新鮮な野菜とだまこもちを煮るという素朴な味わいの郷土料理ですが、具材や味付けからきりたんぽと似ているような郷土料理の絶品です。

秋田と言えば、これが名物!「比内地鶏親子丼」

秋田の鶏と言えば「比内地鶏」ですが、国内では名古屋コーチンや薩摩地鶏と並び、日本3大地鶏のひとつとされるほどの食材です。

この比内地鶏をさっと焼き上げ香ばしい香りのする旨みと、同じ比内鶏の卵を半熟でとろりと蒸して仕上げた具材をご飯へとのせる逸品が「比内地鶏親子丼」。

肉と卵をそれぞれ食しても、もちろんおいしいのですが、親子丼としてコラボした時の美味しさは、何物にも代えがたい究極の絶品な味わいです。

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