航空券の選び方—直行便と乗継便、それぞれのメリット・デメリット
公開日:
:
最終更新日:2016/07/27
乗り物
海外旅行に、必要なもののひとつに航空券があります。
おそらく大抵のかたが、予算内で、航空会社や席のグレードを検討していることでしょう。
そんな中で、ヨーロッパやアメリカなどの長時間のフライトが必要な国を訪れる際に、直行便と乗継便、どちらを利用するか迷ったことはありませんか?
今回は、自分のニーズに合わせて航空券を手配するために知っておきたい、直行便と乗継便、それぞれの持つメリットとデメリットをまとめました。
直行便
メリット
・預けた荷物の移動がないため、ロストバゲージの危険性が少ない。
・1度飛行機に乗れば、途中で降りることなくそのまま目的地に行けるのでストレスが少ない。
・乗り継ぎの時間が短くて、次の飛行機の搭乗口に大急ぎで向かう必要がなく、乗り継ぎが間に合わず、次の飛行機に乗り遅れるという心配もありません。
デメリット
・直行便のほうが、乗継便よりも航空券の値段が高いことが多い
・目的地の場所によっては10数時間以上飛行機に乗ったままで、人によってはストレスになることもあります。
・日本からは直行便が就航していない国があるため、その場合は乗継便という選択肢しかありません。
乗継便
メリット
・直行便よりも航空券の値段が安いことが多い。
・直行便では訪れることのできない国も訪れることができます。
・複数の航空会社が目的地に就航していれば、航空会社のサービスを基準に選ぶこともできます。
・乗り継ぎの際に一度飛行機を降りて、次の飛行機の時間までリフレッシュすることができる。長時間のフライトに慣れていないと、途中で休憩時間があるほうが体か楽、という人もいます(筆者はこのパターン)。
・次の飛行機までの待ち時間が長い場合、一度出国して観光できる。目的地以外の観光も楽しめます。
デメリット
・基本的に、乗継便は遠回りして目的地を目指すことになります。遠回りした分の時間や、乗り継ぎに発生した待ち時間の分、日程によっては直行便よりも観光時間が減ってしまうこともあります。
・乗継の際に、次に乗る飛行機に預けた荷物を移動させるため、その分ロストバゲージのリスクも高くなります。
・乗り継ぎの際、次の飛行機に乗るまでに中継国で一度入国しなければなりません。その際にも、日本や目的地を出国する際と同じ荷物チェックや手続きが必要となります。旅慣れていない人だと、これがストレスになることもあります。
・中継国の空港が広かったり、いくつもターミナルがあるような複雑な構造だったりすると、旅慣れていない人は次の飛行機のゲートまで辿り着くのが難しいこともあります。
さいごに
直行便と乗継便が選べることで、海外旅行における選択肢も増えます。
目的地や予算に合わせて、自分に合った航空会社を選びましょう。
ライター:カジヤマ シオリ
日本国内外で、美術館巡りの旅をするトラベルライターです。
ヨーロッパは5か国訪れてます。心はオランダと広島においてきぼり。
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