名所・逸品に出会う旅>山梨県甲府市
公開日:
:
最終更新日:2017/01/03
関東地方
名所編
山梨県甲府と言えば、武田信玄ゆかりの場所です。今回は信玄公ゆかりのスポットと自然の造形美を堪能できる場所をご紹介いたします。
武田信玄を祀った武田神社
戦国時代の名将、武田信玄はいわゆる何層もある天守閣のあるような「城」を持たない武将でしたが、戦うために居城としていたのが「つつじヶ崎」の館という建屋でした。その館の跡に建てられたのが、信玄公ゆかりの「武田神社」です。
神社の裏手や周囲には、戦国時代の居城であった名残の空掘などを、確認することができます。
つまり、神社のある場所が戦国時代に最強とも言われた、無敵の武田騎馬軍団の総本拠だった場所となるわけです。
武田神社内の宝物殿には、「鎧・甲」「太刀(吉岡一文字)」「七星軍扇」「信玄公軍扇」他、武田家にゆかりの展示物が飾られています。
そして、本格的な木造の社寺工法で建てられている、神社内の菱和殿の天井に描かれている絵は一見の価値があります。
総数120枚の天井の絵柄は、「風」「林」「火」「山」の文字、「日輪」「月輪」の武田神社御神紋、そして県内の草木に禽獣や茸が描かれており、山梨の博物誌を絵にしたような趣があります。
敷地内には、古井戸がいくつか残っており、そのうちのひとつがご息女の産湯に使用された事から名付けられ「姫の井戸」。
この井戸は「茶の湯の井戸」ともいい、館内で日常に茶をたてる際にも使用されていたそうです。この井戸水には延命長寿、万病退散のご利益が伝えられており、自由にお水取りをすることも出来ます。
絶景の岩石群、。
昇仙峡は、渓谷を流れる川のせせらぎや、花や木々の緑を愛でる場所として、観光客で賑わいを見せる場所です。
中国の水墨画の風景を思わせる景色や、秋になれば紅葉が昇仙峡の絶景を彩ります。
昇仙峡への入り口には、大正時代に建造された「長とろ橋」を渡り、しばらくするとそこには、カップルが渡ると二人の愛が成就すると言われる「愛のかけ橋」があります。
そのまま、遊歩道を小一時間ほど歩きますと、「天鼓林」という場所に到着します。
この場所で、足を強く踏み鳴らすと地中からポンポンと鼓のような音が聞こえてくることから、この名がつけられています。
ゆっくり歩いておよそ2時間弱で日本の滝百選に選ばれた「仙娥滝」を見ることが出来ます。高さ30メートル、花崗岩を流れる水の流れの美しさには、とても優美な美しさがあります。
昇仙峡の美しい渓谷美を見ながら、川面や滝からマイナスイオンを吸収しながら、ウォーキングすることで、心身ともにリフレッシュをしてみませんか。
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