名所・グルメに出会う旅>群馬県

公開日: : 最終更新日:2018/03/28 関東地方

名所編

群馬県は、たくさんの温泉地があることから湯治で過ごしたり、赤城山や碓氷峠など四季折々の自然を楽しんだり、また、国の史跡に指定されている世界遺産「富岡製糸場」などもある観光地として見所が多い地域ででもあります。

真田の里の城とも言える「沼田城」

大河ドラマ「真田丸」でご存知のように、真田家は関ヶ原の戦いを迎えるにあたり、兄の真田信幸は徳川方に、弟真田幸村は石田方に別れ戦うのであった。
一説によると、天分け目のこの一戦、豊臣が勝っても徳川が勝っても、真田が存続するようにと、二人の父である真田昌幸の策謀とも言われています。

歴史的結果は、徳川方についた兄の信幸が真田家を存続していきます。
その信幸のゆかりの城が、群馬県沼田市にある「沼田城」です。

現在、沼田城は本丸と二の丸部分が沼田公園として整備されている城趾となっています。当時の城の姿を伝えるものは多くありませんが、本丸跡には真田氏によって築かれた西櫓台の石垣・石段、再建された鐘楼が建っています。

公園内には、200本を超える桜の木、そして櫓台の上には樹齢400年ともいわれる御殿桜が立ち、春にはそれらの木々が見事な花を咲かせます。

日本初の官営模範製糸工場「富岡製糸場」

2014年6月に世界遺産登録された富岡製糸場は、明治5年(1872年)に設立しました。江戸時代が終焉して、わずか4年でフランス人技師の指導によって、製糸場は建てられました。

当時、世界最新、最大規模の製糸場と言われたそうです。

レンガ造りの建物の外観が印象的ですが、基礎はなんと木造で屋根は瓦を敷いた和洋折衷な造りとなっています。

建物を眺めますと、外壁、窓、扉、天井など、それぞれが当時を物語る世界観を感じ取れる名所となっています。

『千と千尋の神隠し』のモデルと噂される四万温泉の宿「積善館」

四万温泉積善館は、スタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルの一つと噂されている建物です。

その積善館には3棟の宿泊棟があり、まず積善館本館の奥にある渡り廊下がトンネルになっていることから『千と千尋の神隠し』の冒頭に出てくるトンネルに似ていると噂されており、本館前の赤い橋も『千と千尋の神隠し』をイメージするとして、ジブリファンに人気のある場所です。

また、橋の右側に建つのが「元禄の湯」の浴室棟なのですが、その建物の部屋の造りが『千と千尋の神隠し』の油屋にある部屋によく似ていると言われます。

四万温泉積善館は、温泉に浸かりながらジブリ映画の世界観を体感する楽しさを満喫できる名所です。

グルメ編

群馬県は、関東地方の北西部を占め、利根川の上流域であり県南東部に関東平野が広がる地域です。また天下の名湯「草津温泉」「伊香保温泉」「四万温泉」「万座温泉」など、有名な温泉地がズラリと揃った地域でもあります。その群馬に昔から伝わる郷土料理の逸品をご紹介していきます。

独特の甘さが旨い! 下仁田ネギ料理?

下仁田ネギは、群馬県甘楽郡下仁田町を中心に栽培される根深ネギの品種です。
ネギの形態は、株分れの少ない一本ネギで根の白い部分が長さ20センチほどで、直径は7~8センチのサイズです。

一般的に白いところを食べ、生では辛味が強すぎる特徴があります。
しかし、熱をネギに与えるとネギ自体は甘くなり、特有の風味とトロッとした食感が楽しめる逸品です。

この特色を活かして、すき焼き、よせ鍋、田楽、下仁田ネギコロッケ、ネギぬたなどの
数多くの料理に利用されています。

旨みが麺に染みこむ、伝統料理「おっきりこみ」

群馬県は、古来養蚕と小麦の里として有名で、料理も小麦の粉を挽いてつくるメニューが豊富です。
その中でも、独特の幅広の生麺を旬の野菜やキノコなどと一緒に煮込んだ、具だくさんの「おっきりこみ」と言う名物料理があります。

具材は、麺の他に人参、大根、長ネギ、椎茸、ジャガイモ、里芋などで、味付けは醤油や味噌仕立てにして味わいます。
塩を入れずに手打ちし生麺を煮込むため、打ち粉が鍋に溶け出して、そのとろみがより一層の旨みを引き立てます。

おっきりは、夕飯に家族全員で食べるのが群馬では基本スタイルで、家族の健康を願うおふくろの味だそうです。

麺のコシと弾力が旨さの秘密、日本三大うどん「水沢うどん」

水沢うどんは、群馬県渋川市伊香保町水沢に建つ、飛鳥時代創建で坂東三十三ヶ所の十六番目の札所という由緒ある「水澤寺」付近で生まれた手打ちうどんです。
秋田県の稲庭うどん、香川県の讃岐うどんとならび、日本三大うどんのひとつとされています。

麺がやや太めのコシがある透き通った感じの白い麺が特徴です。
食べ方は、一般的には冷たいざるうどんが主流で、つけ汁はしょうゆだれとゴマだれの2種類があります。
水沢うどんの起源は、約400年前に水澤寺(水澤観音)の参詣客向けに、供されたことから始まります。

群馬名物である上州産の小麦と、水沢山から湧出した名水で練り上げた手打ちうどんの旨さが評判を呼び、次第に名物として人気を博しました。
現在では、水澤寺周辺に水沢うどんの店舗が多く立ち並んでおり、その道筋は「水沢うどん街道」とも呼ばれています。

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