中国で流行る電気自動車
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最終更新日:2016/09/02
中国
中国の深センや杭州のタクシー乗り場にいくと、電気自動車をよく目にする。
既にタクシーとして電気自動車が多く使われている。どのぐらいの距離を走るのかと運転手さんに聞くと200キロ程度は走ると答えてくれる。中国では電動バイクを始めとして、電動自動車への投資が盛んに行われている。これは中国の抱える大きい問題である大気汚染の改善にも寄与すると期待されている。
では実際にどのような車が中国で開発されそして乗られているか、日本のメディアでは出てこない詳細をカバーしてみたい。
BYD Qin
かつて伝説の投資家ウォーレン・バフェットも投資したと言われている会社で、中国では大手として位置づけらているBYD。そのBYDで一番売れている電気自動車Qinだ。世界での売上数も世界4位の電気自動車だ。多額な研究予算を持っているだけあってクオリティも高い
http://www.byd.com/la/auto/qin.html
Kandi Panda
これも中国では大手として知られている吉利汽車をベースのパンダをベースにした電気自動車。このパンダという車、多くの国に輸出もされていて評価が高い。インパネをはじめとした機能はシンプルなものだが、電気自動車としての完成度は高い。この車を製造するKandi社はスマートによく似た電気自動車もラインナップしている。
http://en.kandivehicle.com/
上記の2台はいわゆる大手の車をベースにしたものだが、電気自動車製造の中心地である山東省ではかなり小さい電気自動車メーカーが乱立している。インターネットでも販売されている。
面白いものもあるので紹介したい。まるで電動自動車ワンダーランドのようだ。
ランドローバーもどき
ランドローバーによく似た外観を持つ電動自動車。40万円程度で購入できるため、老人の足としてよく使われているそう。クオリティは低いが電気自動車は機構がシンプルなためおそらく修理も簡単だろう。
https://item.taobao.com/item.htm?id=526088901222&toSite=main#detail
ミニバン
ゴルフカートと同じ機構を使っているミニバン これも価格が安価なため、近所にいくための足として使われる。モーターは2.2kwと小さい。
https://item.taobao.com/item.htm?id=522575212207&toSite=main
レプリカ
まるでT型フォードのレプリカとして作られた電気自動車。
結婚式場やリゾート、ゴルフ場に良いと思われる。
https://item.taobao.com/item.htm?id=41653352686&toSite=main#detail
1人乗り
価格も20万円で買える1人乗りミニカー
https://item.taobao.com/item.htm?id=528852035888&toSite=main#detail
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