首都デリーから近い北インドの定番の観光地をご紹介
公開日:
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最終更新日:2019/06/08
アジア
インドは今経済成長が素晴らしく世界からも注目されている国で観光客だけでなく赴任者やインドへ留学している方も増えてきてます。
昔のイメージとは違いとても発展してきている国ですが、インドの歴史は古く歴史的建造物や聖地などが多く残っています。
そんなインドには魅力的な観光地が数えきれないほどあります。
また国土がとても広く、観光地が多いためインド旅行はある程度エリアを絞って観光することをおすすめします。
女性1人で旅行するのは危ないと言われていますが、夜は1人で出かけない、知らない人と仲良くなりすぎない、ということを守っていれば問題なく1人でも旅行はできます。
そこで今回は比較的首都デリーから近い北インドに焦点を当てテーマ別にご紹介したいと思います。
目次
定番の観光地
タージ・マハル /アーグラ Agra
死ぬまでに見たい建造物の1つに入るタージ・マハルはインドに旅行したら絶対に行きたい場所です。
この建物はシャー・ジャハーンが亡き妃ムムターズ・マハルのために建てた霊廟です。
すべて大理石で作られている巨大な霊廟はきっとあなたに想像以上の感動を与えてくれるでしょう。
よくテレビや写真などで見る機会も多いと思いますが実際に見ると大迫力です。
おすすめの時間帯はサンライズの時間帯です。この日はがんばって早起きをして朝日に照らされた美しいタージ・マハルをみましょう!
プルーシティ/ジョードプル Jodhpur
通称ブルーシティーと呼ばれているのは、町の家屋が青く塗られているためそう呼ばれています。
なぜ家屋が青く塗られているかは様々な説があるので、真実は分かりませがあまり見られない希少な光景です。
メヘラーンガル城砦へ行くと町全体を見渡せるのでブルーシティを眺めることができます。
写真映えするスポットでもあるので、ぜひジョードプルに行ったら城砦を訪ねてください。
ピンクシティ/ジャイプル Jaipur
通称ピンクシティは旧市街にある建物が赤砂岩で作られているため町全体がピンクに見えるのです。
ピンクというよりはスモーキーピンクのような色なので、ピンクの派手なイメージではなく落ち着いた雰囲気です。
町には見所やショッピングスポットもたくさんあるので楽しいと思います。
特におすすめなのはジャンタル・マンタル(風の宮殿)で世界遺産にも登録されています。
また少し離れた場所にあるアンベール城も見逃せない観光地の1つです。
美しい聖地
ゴールデンテンプル/アムリトサル Amritsar
ゴールデンテンプルの正式名称はハリマンディル・サーヒブで、この寺院はパキスタン国境に近い街アムリトサルにあります。
シーク教徒の聖地でありインド中の人々が参拝に訪れる場所なので常に人で溢れかえっています。
祈りをささげる人へは周辺の宿泊所・食事無料で提供されています。もちろん私たちのような観光客でも受け入れてくれます。
異教でも参拝可能で神聖な場所だからこそ参拝ルールを守り失礼のないようにしたいですよね。
参拝ルールを知らなくても周りの人と同じことをすればよいので難しいことは何もありません。
夜には金色に輝く寺院がより際立ってとても美しいので寺院を訪れるのは夜をおすすめします。
ガンジス川/ ヴァーラーナシー Varanasi
この町はガンジス川沿いにあるヒンドゥー教の聖地です。また死者を火葬し遺灰をガンジス川に流す場所でもあります。
そのためか多くの人がこの場所にスピリチュアル的な何かを感じ引き付けられた結果、長期滞在している人々も多くいます。
また夜にはプジャーと呼ばれる礼拝儀式が行われるのですが、その儀式が異世界にいるような感覚になるでしょう。
不思議な魅力で惹きつけられるヴァーラーナシーは観光客が途絶えません。
この場所はとても神聖な場所ですが、観光客も多いためスリやコミッション取りを仕事としている人も多くします。話しかけてくる人や貴重品などに気を付けてください。
湖畔/プシュカル Pushkar
インド最古の町といわれているプシュカルは美しく落ち着いた雰囲気の町です。
湖畔の周りに白い寺院が立ち並び参拝する人をよくみかけます。
日が沈む時間には観光客や地元の人が湖畔の周りに集まり日が沈むのを静かに見守ります。
非常に小さい街なので半日で観光は終わってしまうのですが、この雰囲気に魅了され長期滞在する人も多いです。
現在人気が出てきてる町ですが時間のない方はスキップしてしまいがちなので、ほかの有名な観光地に比べると騒がしくなく穴場のスポットともいえます。
癒しの場所
ヨガの聖地/リシュケシュ rishikesh
リシュケシュはヨガのメッカです。
アシュラムと言われるヨガ道場に住み込みながらヨガに没頭できる場所がたくさんあります。もちろん通いのヨガ道場もあります。
この場所でヨガのインストラクターの資格を取ったりする人も多いですよね。
ヨガの聖地と言われるだけあって自然が多くのんびり過ごせる場所です。またガンジス川も上流なのでとてもきれいなのがとても印象的でした。
長期滞在する人が多いため、外国人向けのレストランやカフェがたくさんあります。(もちろんビーガンカフェ、レストランも)
リラックスできる完璧な場所なので自分の体とじっくり向き合える時間を作れます。
ぜひヨガに興味のある方、リラックスした雰囲気を求めている方はリシュケシュへ行きましょう。
インドの避暑地/レー Leh
デリーから飛行機でおよそ1時間で行ける場所に今までのインドのイメージを覆す場所といっても過言ではない素敵な町があります。
なぜなならばレーの人々はチベット族なのでチベットインドと呼ばれています。
メインの観光地はレーからツアーが出ているバンゴッツオという美しい湖や絶景が見れるヌブラ渓谷です。
残念ながら政府関係・ジャーナリストの方、また親族にいらっしゃる場合はパーミットが取れないので行くことができません。
食事はぜひチベット料理にトライしてください。日本人の口にあうものばかりでしたので、かなりおすすめです。
ゆったりとした時間の流れるレーでおいしい食事と自然を楽しんでください。
また上空からみるレーは絶景なので飛行機は必ず窓側を死守したほうがよいでしょう。
砂漠の町/ジャイサルメール Jaisalmer
砂漠の入口の町、ジャイサメールは城壁で囲まれたとても珍しい町です。
インドに砂漠?!と驚かれるかもしれませんがインドには砂漠があります。もちろんラクダに乗って砂漠を散策し砂漠の中で一泊することもできます。
私のツアーは激安だったため、テントではなく砂漠の上にマットレスだけの簡易寝床でしたが、砂漠の静けさや星空など十分に楽しめました。
眠りにつくまで星空を堪能できる贅沢な時間を過ごせる場所なのでゴミゴミした場所に疲れたらぜひジャイサルメールをおすすめします。
タール砂漠へ行くツアー会社は現地にたくさんあるのでトリップアドバイザーなどの口コミを確認し予約をしたほうがよいでしょう。
初めてインドを旅行する方への注意事項
インドで観光業に関わる人々は優しくフレンドリーに接してきたり、日本語を話せる人います。
もちろん現地の人との交流は楽しいので、それはそれで楽しむことが大事だと思いますがそこには裏があるといつも感じててください。
インドのツアーやショッピングの時など正規の金額が決まっていないため人によって値段が違ったりします。
正規の値段が提示されている日本で育つと妥当な金額を想像することが1番難しいなと感じませんか?
1番大事なことは「このサービスやものに値する金額なのか」を考えると良いと思います。
そうすれば自分も納得し気持ちよくお金を支払うことができます。
また意思表示を明確にすることがとても大事です。中途半端な回答はYESと一緒なので、興味ないのであればNOとはっきりと伝えましょう。
まとめ
街角でチャイを飲んでいるだけでも気軽に話かけてくるのがインド人です。
また電車内や観光地で写真を一緒に撮ろう、とかなり声を掛けられる機会があるので有名人になった気分になれます。
観光地にはインド人の観光客も多いため田舎に住んでいる方だと外国人が珍しいのかもしれませんね。
インド料理はとてもおいしいのでぜひ色々な料理にトライしてください!ストリートフードでも大満足のおいしさです。
ただおなかの弱い方はぜひ整腸剤を持っていくことをおすすめします。
インドは他の国で経験できない旅行になると思うので次の旅行先の候補にしてはいかがでしょう。

留学中に旅の面白さに取り憑かれ婚期を逃しながらも旅を続けるバックパッカー。
訪問国数100か国突入。1人でも多くの人が旅をしたいと思えるように旅情報を発信中。
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